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浅草パワースポット巡り

2018年6月5日

梅雨入りまであとわずか。

ここのところの暑さにまいっている滝田です。

 

2020年に行われる東京オリンピックのマラソンコースが決定しましたね。

普段はあまりスポーツ観戦をしない人でも、

東京でオリンピックが行われると聞けばぜひ観戦に行きたくなってしまいますよね。

でも、どの競技もチケットを取るのは至難のワザといえそうです。

ただしマラソンなら、チケットなしで観戦が楽しめます。

コースは新国立競技場をスタートし、浅草雷門、日本橋、銀座、増上寺、東京タワー、

皇居外苑など、東京の名所を回る42.195km。

マラソン観戦がてらに東京散策も楽しめそうですね。

 

もし(だいぶ気が早いのですが)、浅草でマラソン観戦を楽しむ予定なら、

観光客でにぎわう浅草寺もぐるっと回ってみてはいかがでしょうか。

たいていは雷門と宝蔵門をくぐり、浅草寺本堂にお参りをして帰ってしまいがちですが、

境内にはほかにもご利益のあるパワースポットが数多く点在しているのです。

いくつかご紹介します。

(拝観時間後のため、どこも閉まっているビジュアルですみません!)

 

まず、恋愛のパワースポットといえば、宝蔵門の近くにある

「久米平内堂(くめのへいないどう)」です。

平内は剣の達人だったといわれており、

刀の試し切りや辻斬りをして多くの人を殺めたのだとか。

晩年は座禅を組んでいる自分の像を彫らせ、

「大勢の人に踏みつけてもらう」ことで罪を償おうとしたそうです。

(石象はお堂に安置されています)

この「踏みつけ」が「文付け」に転じ、恋文という意味になり、

江戸時代の男女に縁結びの神様と人気になったのだそう。

 

病気平癒にご利益があるというのが、本堂の西側に位置する

「薬師堂(やくしどう)」です。

薬師如来というご本尊が祭られていて、病気を治してくれる仏様といわれています。

同じく本堂の西側にある「淡島堂(あわしまどう)」は、淡島明神という女人守護のお堂で、

婦人病や安産など女性にまつわるものにご利益があるのだそうです。

 

商売繁盛のご利益なら、浅草寺の一番奥に位置する

「銭塚地蔵堂(ぜにづかじぞうどう)」へ。

昔貧しい武士の一家があり、夫を亡くした妻は武士の誇りを大切に暮らしていたそうです。

あるとき子どもたちが庭先に埋まっていた寛永通宝を掘り当てたものの、

理由のない金を自分のものにするのは恥と考えて、金を埋め戻させたのだそう。

その後立派に成長し、家も繁盛し、

子どもたちはお金を埋めた場所に地蔵尊を祀ったのが、のちの「銭塚地蔵堂」です。

だし現在は解体・再建工事中。お堂の北側に仮堂が設営されています。

 

金運アップを願うなら、本堂の北西に建つ「影向堂(ようごうどう)」へ。

中には、中尊の聖観世音菩薩や、生まれ年十二支守本尊の八躰仏、

商売繁盛の神様の大黒天像などが祀られています。

自分の干支の仏さまをお参りするのがよいとされています。

浅草寺では7月10日を「四万六千日」と呼び、この日に1回お参りをすれば、

4万6000日分のご利益があるといるのだとか。

その日はちょうどほおずき市が開かれていて、境内は早朝から大賑わいになります。

 

また、浅草寺を出て、隅田川へとちょっと足をのばせば、

婚活神社とも呼ばれている「今戸神社」があります。

ここは招き猫発祥地のひとつ。

普通招き猫は左手を挙げた「金運招福」の象が多いのですが、

今戸神社は右手を上げた「人客(良縁)招福」の招き猫です。

招き猫を撫でることでもご利益があるのですが、招き猫の写真を撮り、

携帯の待受画面にして毎日祈ると、願い事を叶えてくれるそうです。

 

なんでも神頼みにするのは他力本願のようでもありますが(笑)、

パワースポットには前向きに将来を願うことで、

大きな力を与えてくれる効果もあるそうです。

ぜひ浅草散策の際の参考にしてみてください。

C.Takita

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