キューポラの街「川口」(埼玉県)
弊社には埼玉県出身者や在住者が多いのですが、
私 石黒も、生まれも育ちも埼玉の「埼玉県人」です。
埼玉県は、交通手段として南北には大きな路線が開けており、
逆に、東西に渡る横の沿線には馴染みが薄い地域特性があります。
私は、学生時代をはじめ、就職先も東武東上線沿線だったため、
埼玉県の北東・南東エリアに関しては全くと言っていいほど土地勘もなく、
春日部や草加、加須や羽生といった地域がどの辺りなのかもわからない状態です。
そして、最近仕事で行く機会が多くなった「川口」もまさしくその地域でした。
仕事で行く頻度が多くなり、改めて街をよく見ると、
「鋳物の街」の名残は郊外の町工場のみで、
都心と川一本挟んだ、大きなベッドタウンでありました。
駅からのメイン通りには、
昔ながらの個人商店が軒を連ねる「商店街」が熱気浴びて、
人々が往来しているのであります。
似たような風景が板橋区の「大山商店街」であり、
いまどきにしては大変驚きのある、活気ある商店街です。
とにかく価格が安くて、おおよそ一昔以上の価格が連発しているのです。
これは日々欠かせない日用品の調達には非常に便利な所だなと感じました。
また、販売方法が大世帯や核家族、若い世帯、年配者、と
どんな形式にも対応できる“ばら売り”なのです。
10本1,000円ではなく、1本98円で売られているのです。
昔の販売方法が残っていて、大変懐かしく感じられる優しい街であるなと
同じ埼玉に住んでいて初めて知りました。
私は特に初めての場所や、地方訪問の際、なるべく歩きで伺うようにしております。
初めての地を早々と通り過ぎてしまうのはもったいない気がします。
その地域の時の流れや町の流れに沿って、
そこの暮らしの雰囲気を味わえるのも営業の特権ではないでしょうか。
川口駅東口のすぐ目の前一等地
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M.Ishiguro