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オススメ作品

2018年4月19日

こんにちは。

4月に入り、新入生や新社会人で街は活気に溢れていますね。

読書大好き赤井です。

 

ジャンルはミステリーや歴史もの、

作家で言うと村上春樹や浅田次郎、貴志祐介など

けっこう読書に関しては雑食かもしれません。

しかし最近までは、あまりビジネス色の強い小説は読んでいませんでした。

 

小説は私にとって「別世界への旅」。

日常で触れているビジネスなどの話題は、

あまり小説でまで読もうとは思わなかったのかもしれません。

(ビジネス映画は好きなのですが)

それが不惑40歳にして、一冊の小説との出会いで変わりました。

 

それは【下町ロケット】。

いまや大ヒットメーカーの一人である池井戸潤の大出世作で、

2011年上半期の直木賞受賞作です。


テレビドラマ化もされているので、この作品名を知らない人はいないでしょう。

私も当然知ってはいましたが、初めて文庫本を手に取ったのは、実は今年でした。

中小企業の社長が、メインバンクの貸し剥がしや超大手メーカーからの圧力、

部下との軋轢など次々発生する逆風に翻弄されながらも、

国産ロケットへの主要部品提供という夢を叶えていく物語です。

中小企業にしか身を置いた事のない私には、「刺さる」シーンが満載です。

夢への熱い思いやそれを叶える強い意志、仲間との絆など、

文字にするとクサいですが、読んでいて涙が止まりませんでした。

 

まだ読んでいないという方がいらっしゃったら、

ゴールデンウィークの休日にいかがでしょうか。

通勤中はおススメしません。

仕事へのモチベーションは間違いなく上がりますが、泣き所には要注意です。

 

ちなみに私が読み終えた場所は、妻が盲腸で手術中の待合室。

術後に「無事に終わりました」との報告を聞きながら、私の目は真っ赤。

執刀医と看護師さんには、心配性な愛妻家に映ったことでしょう…。

M.Akai

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