夏の多摩川自然体験
今年の夏はあまり天候が優れず、出かけたくとも悩ましい日々が続いたのではないでしょうか。
今月に入ってから降り続いていた雨もようやく止み、暑い毎日が続いていますね。
東京の連続降雨記録は21日だったそうで、8月の記録である40年前の22日連続には届きませんでした。
晴れてくれたことが嬉しい反面、これならあと2日降って記録更新してほしかったなーと複雑な心境だった金子です。(笑)
そんな連続降雨が終わった先日8月22日、美しい多摩川フォーラム主催の「炭焼き体験と水辺の交流会」にお手伝いを兼ね、参加してきました。
天候にも恵まれ、とても気持ちの良い青空のもと40人以上の親子が集まりました。
この会は竹炭焼き、ヤマメ・ニジマスの掴みどり、ライフジャケット浮力体験と、普段味わうことのない大自然の中で遊んで学べる大変人気のイベントとなっています。
最初の竹炭焼き体験では、みんなで竹炭の知識をクイズ形式で学んだあとに、実際に竹を自分の力で割って、かまどにくべます。
子供たちは皆、プロの指導のもと元気に体験に参加していました。
初めて会った人ともすぐに仲良くなり、笑いあっている子供たちを見ていると、こっちも元気を分けてもらえます。
ここで突然ですが問題です。
「竹は木である。」
○か×でお答えください。
正解は最後に発表します。
次はヤマメ・ニジマスの掴みどりです。
囲った浅瀬に放たれた川魚を、子供たちが素手で捕まえます。
そして捕まえた魚を食べるために、子供たちが自分自身の手でさばきます。
このとき指導者は「殺して食べる」ということを強調し、私たちが普段食べている魚や肉ももともとは生きていた命であり、たくさんの命のもとに自分たちは今を生きている。
命の大切さを学び、感謝して食べましょうと言っていました。
皆で捕まえ、さばいた魚は大変おいしかったです。
時間の都合上、ライフジャケットの浮力体験までいれなかったのですが、
暑い日に入る多摩川の冷たくてきれいな水はとても気持ちよさそうでした。
また、来年も参加したいと強く思いました。
最後に問題の答えですが、
正解は×です。
年輪のある植物を木、ないものを草と分類するため竹は草だそうです。
私も勉強になりました。
H.Kaneko