問題です!「千代田区北乗物町」の町名由来は何でしょう?
2017年6月5日
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「千代田区北乗物町」
読んで字のごとくですが、その乗物とは何でしょうか?
答えは最後にあります。
ヒントは江戸時代の乗物!
先日ブログを書いたと思いきや、短いスパンで登場の幡谷です。
今回は、千代田区にある町名の由来をご紹介したいと思います。
弊社は千代田区鍛冶町一丁目に事務所を構えます。
「鍛冶町一丁目」の町名の由来は、江戸幕府お抱えの鍛冶方棟梁(かじかたとうりょう)だった高井伊織が幕府より拝領して屋敷を構えたことに由来するとされます。
それに付随して、金属加工を営むお店も多くあったようです。
現在も金属加工店が残っているようです。
しかし、先日ある金属加工店が、在庫処分セールを行っていました。
廃業のお知らせの張り紙には、馴染みにしていたお店でなくても寂しい気がしました。
鍛冶町一丁目の紹介をしましたが、隣の鍛冶町二丁目となると鍛冶職人に限らず、下駄の鼻緒を扱う問屋や下駄製作の販売、薬の小売業者など一丁目とは違うお店があったようです。隣町といっても商いは少し違っていたんですね。
さて、問題の答えは!
「駕籠(かご)」です。
千代田区北乗物町は、駕籠職人が住んでいたということからその町名が付けられたようです。
北乗物町は鍛冶町一丁目の隣町になります。
この近辺は、狭い範囲で町が区切られています。
これからも町名の由来を想像しながら神田周辺を探索していきたいと思います。
※千代田区「町名由来版」より参照。
H.Hataya