秋の3つといえば?
秋が駆け足で過ぎ去りほとんど冬ですね。
それでも、秋の首根っこをひっぱりなんとか秋の余韻を楽しもうとしている幡谷です。
みなさま、いかがお過ごしですか?
さて、秋の3つといえば何でしょうか?
心を躍らせた3つの秋をご紹介します。
1.芸術の秋
駅に大きなポスターが貼られていました。
一目で釘付けになり、誰の作品だろうと興味を持ち、展覧会へと足を運びました。
「トーマス・ルフ」一体何者か?
彼は、ドイツの写真家で、2mにも及ぶポートレート写真や身近にある建築物を切り取り、当たり前の風景から、見る側に何だろうと考えさせられる作品を撮っています。
今回、目を奪われた作品は、日本の漫画やアニメから取り込んだ画像を原形がわからなくなるまでデジタル加工を繰り返し創られた作品です。
画像から意味や情報を排除し、そこから新たな価値や想像を私たちに与えています。
原形が日本のアニメ画像とは、全く予想もつきません。HPより
2.食欲の秋
神保町には魅惑的なカレーがいつくかあります。
その中で。
スペアリブに恋して?!
それは一体何者か?
神田古書センター2階にある本店が有名ですが、神田小川町店限定のボンディ1日限定10食「豪快スペアリブカレー」を食しました。
外はカリカリで香ばしく、中はホロホロで柔らかいスペアリブは、恋をしたときのアドレナリンが出るほど、心を奪われました。まさに魅惑のスペアリブ。
肝心のカレーを忘れるほどでした。
食欲増進です
3.読書の秋
今秋、印象的だった本が、朝井リョウの「何者」です。
大学生の就活がベースで、仲間6人の人間模様が描かれています。
主人公の男子学生は、心の中で、そしてSNSでも仲間についてつぶやいています。
最初から最後まで登場人物に「何か違うよね?」と疑問を持ちながら読み進めました。と同時に、人のことは客観的に見えても自分自身は見えにくいものだと感じました。
何者かになろうとしている若者を通して、自分自身も一体何者なのかと考えさせられた作品でした。
HPより
これから迎える冬にも、心奪われる「何者」を探したいと思います。
H.Hataya