神田のあちこちに佇む神社
2014年7月10日
カテゴリ:神田・日本橋周辺のこと
梅雨の真っ最中は、湿気で髪がクルクルする制作の佐藤です。
雨で空が曇ると、建物の多い会社周りは少し景色が暗くなるように感じますが、
オフィスビルや飲食店など、様々な建物がひしめき合う独特の景観は、
それがどこか情緒深く感じます。
その情緒深さに一役買っているのが、ふいに景色に現れる小さな神社です。
神田~日本橋周辺には大小併せて30程の神社が存在し、
この辺りを歩いたことのある方なら、どこかの路地で見たことがあるのではないでしょうか。
そんな神社の中から、会社近くをいくつかを巡ってきたのでご紹介します。
まずは金山神社です。
会社から昭和通りを越えた、岩本町にある神社です。
少し開けた場所の、雰囲気のある鳥居が印象的です。
ネットで調べたところ、金物関係の職神なのだそうです。
日本橋本町の狭い路地中にひっそり佇む福田稲荷神社。
屋根のひさしと鳥居が一体になった、かわいらしい神社です。
建物自体は比較的新しそうですね。
側に立つ看板の文末には、「平成18年」と記載がありました。
日本橋室町の飲食店に囲まれたところにある、家内喜稲荷神社。
割とコンパクトながら風情を感じます。
今回調べてみて、今更ながら知ったことなのですが、
会社のあるこの「鍛冶町」という街は、鍛冶職人が集まっていた地区だそうで、
由来を知ってますます愛着が湧きました。(文字通りですが…)
というわけで、
近くのお蕎麦屋に入り、神社巡りにちなんで“おいなりさん”を食べてきました。
梅雨が明ければ、すぐ夏ですね。
また夏の神田の様子もお伝えできたらと思います。
Y.Sato