百貨店の名コンシェルジュ
2016年12月12日
先日、百貨店の名コンシェルジュとしてご活躍をされている
敷田正法さんのセミナーに参加しました。
敷田さんは数々の著書も出され、テレビの情報エンターテイメント番組でも取り上げられた有名な方です。
終始、情熱をもって、ご自身の体験を語る姿に大変感動しました。
お話の中で、消費志向の変化として、
「現在は多種多様な個人の感性が尊重される時代」だと分析されていました。
「ある意味では、わがままなお客さまひとりひとりの要望にどう応えるか、
どう満足してもらえるかという命題と戦い、追求されてきた」という
敷田さんのお言葉は重みがあり、多くのことを学ばせていただきました。
そして、近江商人のことを例に挙げられていました。
(近江商人とは、江戸時代に江戸・大坂・京都をはじめ各地に店舗を構え、商業界に大きな勢力を有した近江出身の商人をさした呼称)
近江商人には「三方よし」という理念があります。
買い手よし、売り手よし、世間よし、
今でいうWIN-WINを越えて、世間の人にも喜ばれるといった「三方よし」です。
私たちひとりひとりがこのような大きな理念を意識し、行動することがこれからの社会の繁栄のために大切だということを改めて考えさせられました。
素晴らしいセミナーでした。
S.Noguchi