帰省珍道中!
皆さん初めまして。5月に入社した眞邉です。
社会人の息子と来年大学を卒業する娘、妻1人を持つ、いたって普通の父親です。
出身は鹿児島県の屋久島で、この夏、4人揃って16年ぶりに帰省しました。
前回帰省したすぐ後に2001.9.11.アメリカ同時多発テロがあり、
小学校に入学前の娘が「飛行機にはもう乗らない」と言ったことをよく覚えています。
家族揃ってとありますが、実は長男のスケジュールが合わず、
一足先に出発し、先に帰ることになりました。
「行ってきます!」と家を出た長男。
10秒後には階段で足を踏み外し、なんと松葉杖をつきながら1日遅れて出発。
後発組の私たちも早い時間帯の飛行機に乗るため朝5時に家を出発したのですが、
途中人身事故が発生し、急遽路線を変更!
難は免れましたが、余裕を持って家を出たはずが出発ギリギリ!
何はともあれ無事、全員屋久島へ到着しました。
笑顔で両親が迎えてくれましたが、その顔は年相応ではあるのですが、
久しぶりに会う身には老いを実感せずにいられませんでした。
実家で過ごす時間はとても緩やかで、有意義なものでした。
久しぶりに会った同級生が車を出してくれ、一緒に1日かけて島を巡りました。
過去に何度も行った場所でも改めて行くと新鮮で、いたる所に新たな感動がありました。
家族も大喜びで、娘は写真を撮りまくっていました。
私が東京に出てきた頃、「屋久島」と聞いてすぐ分かる人はほとんどいませんでしたが、
世界遺産になり、今は知らない人の方が少ないくらいですね。
親・親戚との再会、墓参り、同窓会などあっという間の時間が過ぎ、最終日。
またもやトラブル発生!乗るはずだった一便の飛行機が雷多発で欠航。
これでは鹿児島→東京の便に間に合わないので時間を20時の便に変更し、
フェリーで4時間かけ鹿児島へ。港から空港は結構距離があり、
空港へ着いたのは19時30分。なんとか飛行機に乗り、
家に着いたときには日付が変わっていました。
そんなトラブル続きの帰省でしたが、
いつもは「お金がかかるから、帰ってこなくてもいいよ」と言っていた母に、
帰り際に「また、帰ってきてね」と涙ぐまれた時は、さすがにグッときました。
やっぱり故郷はいいな。また、帰ろっ!
H.Manabe