取材紀行
毎日暑いですね!
例年の暑さで完全に感覚が鈍り、30℃くらいの日は「涼しい」と感じている吉澤です。
今日は、今年4月にブログでご紹介しました「総務省広報誌」の地方取材について
4月から6月までに訪れた先を「観光目線」でご紹介したいと思います。
□4月(6月号用取材)
愛知県の東、奥三河にある「東栄町」を取材しました。
東栄町は毎年11月から3月にかけて各地域で開催される「花祭」が有名で、
「て~ほへ てほへ」という掛け声のなか、夜を徹して舞います。
そして祭りのシンボルでもある“鬼”をモチーフにしたものが、街中に多く見られます。
降り立った駅舎も鬼の形をしていました。
この町で行われる有名なイベントがもう一つ、「チェーンソーアート」の競技大会が行われることです。
廃校になった校舎を活用し、地域内外住民の交流促進の場として作られた「のき山学校」の校庭には、多くの作品が飾られていました。
チェーンソーだけで作られたとは思えないほど、緻密に計算された作品です。
私はとても感動しました!見る価値“大”です。
自分でもやってみたい…。(笑)そして、いつか花祭にも参加してみたいです。
□5月(7月号用取材)
北海道のほぼ中央にある「東川町」へ行ってきました。
旭川のすぐ隣、空港からも近い立地の町です。
有名な旭山動物園も近く、前乗りしてちゃっかり動物園にも行ってきました☆
ここは「写真の町」として町づくりに力を入れているとても美しいところで、
農村地帯・田園風景が広がる、旭岳麓の自然豊かな環境が魅力的です。
上水道がなく、全て地下水でまかなっていて、
お風呂もトイレの水も、全てミネラルウォーターを使っているという贅沢さ!
大雪旭岳原水へ行き、地下から湧き出したばかりのお水を味わうことができました。
自然を活かしたアウトドア・スポーツをはじめ、良質な温泉も魅力の一つですが、
一番の特徴は、町に点在するおしゃれなカフェやクラフトアート工房ではないでしょうか。
移住者誘致にも力を入れて、様々な行政サービスを行っていますが、
自ら移住したいと考える方の中には、この「おしゃれな町」が一番の決め手になる人もいるとか。
見所いっぱいで、もっともっと居たいと思う、素敵な町でした。
□6月(8月号用取材)
和歌山県中央部の「有田川町」も素敵な場所でした。
この町は合併して東西に長く、生活しやすい環境と、自然豊かな環境を有したところで、
一番の魅力はここ、「あらぎ島」です↓
日本の棚田百選にも選ばれた町のシンボルで、四季折々に見せる美しい景色を撮るため、
多くのカメラマンが訪れる場所でもあります。
そして、保全のために地域の方が大変な努力をされています。
着いてすぐに昼食をとったのですが、思った以上に海が近く、
生しらすも扱っているとのことなので、「生しらす&釜揚げしらす丼」をいただきました。
東京では絶対にありえない価格で、懐もウキウキでした。
町の中央部を高野山を源流とする有田川が流れているのですが、
夜にはホタルを鑑賞することもできました。鮎も採れるそうです。
自然豊かで静かな環境に、心身ともに癒されました。
そして、写真にはないのですが、「わさび寿司」も食しました。
酢飯と塩サバや鮎を山葵の葉で巻いたお寿司で、有田川の自然の恵みいっぱいの郷土食です。
水がきれいだから生まれた名産品ですね。
今度は高野山へも足を延ばすルートで、個人的に旅をしたいと思いました。
最後に、
和歌山といえば南紀白浜にあるアドベンチャーワールドの「パンダ」が有名です。
昔遊びに行ったのですが、動物が間近で見られ、パンダもゆっくり見ることができました。
その流れだと思うのですが、
新大阪から有田川へ向かう特急の車内で発見!(緊急時の注意書きの1コマです)
すごく惹かれませんか? 私にはツボでした♪ なんてかわいいのだろ~。
こんな遊び心に感動しまくって、思わず写真を撮ってしまいました。
8月も取材を終えてします。
行くところそれぞれに特徴・魅力があり、とても勉強になるお話が伺えて有難い限りです。
取材を通じ、仕事面はもちろん、私自身の成長にもつなげたいと思います。
M.Yoshizawa