テーブルゲームをご紹介
まだまだ肌寒い日が続きますが、そろそろ桜の開花宣言も聞こえてきそうです。
はじめまして、私は金子と申します。
初登場で少し緊張していますが、よろしくお願いします!
さて、今回は自己紹介を兼ね、私の趣味をひとつご紹介したいと思います。
私は東京生まれの東京育ち(大学は大分県でしたが)、特技はキャンプ、趣味はテーブルゲームの23歳です。
テーブルゲームとは、人生ゲームや囲碁・将棋などのボードゲーム、トランプなどのカードゲーム等、
プレイヤーが実際にテーブルを囲んでプレイするゲームの総称です。
その歴史は古く、紀元前3500のエジプトで「セネト」というボードゲームが始まりと言われています。
日本に伝わった際には、人々があまりに熱中するため禁止令が出たほどだったとか。
そんな人々を惹きつけてやまないテーブルゲームですが、現在の日本では残念ながらあまり流行っているという話を聞きません。
ここでぜひテーブルゲームの魅力を伝えたいと思います。
今回紹介するのは「ハゲタカのえじき」というカードゲームです。
これは山札から毎回ランダムに1枚めくられる-5点~+10点の得点カードを
手札である1~15の数値カードで取り合ったり、押し付けあったりするゲームです。
最初に1~15の数値カードが全員に配られ、これが手札となります。
つまり全員平等の条件でゲームを始めます。
毎回1枚ずつめくられる得点カード(-5点~+10点)を狙って、各自手札から数値カード1枚を選び、
全員同時に公開し、一番大きな値を出した人が得点カードを獲得します。
(出した数値カードは2度使えません)
こうしてゲームを続けていき、15枚の得点カードをめくり終わったらゲーム終了、
自分が取った得点カードの合計が一番高い人が勝ちです。
基本的には大きい数の数値カードを出した人が場の得点カードをもらえるのですが、
特殊なルールが2つあり、それがこのゲーム最大の特徴であり、面白いところです。
特殊なルールの一つ目は、得点カードがマイナスのときは、一番小さい数値カードを出した人がその得点カードを引き取らなくてはならないということ。
そして二つ目は、場に出た数値カードのうち一番大きな数が複数枚あった場合、そのカードは無効となるということです。
そのため、10の得点カードが欲しいのに他のプレイヤーも同じ15の数値カードを出してくるかもしれないというジレンマが絶妙な駆け引きを生み、また、一度出したカードは2回使うことができないため余計に悩みます。
シンプルなルールから生まれる様々なドラマにあなたも夢中になること必至です。
スマホやパソコンなど、デジタルな世の中になりつつある今、
たまにはアナログなゲームで遊んでみるのもいかがでしょう。
また機会があれば別のゲームもご紹介したいと思います。
H.Kaneko