やたらやってくる台風
2018年10月12日
やっと夏の暑さもひと段落し、秋の気配を感じる今日この頃です。
と、過ごしやすい季節の到来かと思いきや、すでに台風の季節に突入していました。
私 眞邉が育った鹿児島県の屋久島町は、その当時から「台風銀座」と呼ばれており、
毎年必ず2、3回は台風に悩まされていました。
小・中学生の頃は、台風が近づくと学校が途中で切り上げられ、集団下校になります。
不謹慎ですが、みんなで揃って下校できることが楽しかった記憶があります。
9月30日から10月1日にかけて、台風24号が日本列島を通過しました。
浸水や停電、交通網の乱れなど大きな被害が報告され、規模も稀に見る大型でした。
ここ何年かの自然災害の被害を見るにつけ、これまでとは違う規模の変化に脅威を感じています。
そんな中、珍しい現象がありました。
私も小さい頃に何度か時経験したことがありますが、
屋久島町を台風が通過するときに、“台風の目”に入ったのです。
“台風の目”に入ると言うことは、入りと出で二度嵐にさらされるわけですが、
目に入っている間は、それまでの風雨が嘘の様に無風になり、雨雲が消え青空が広がるのです。
「嵐と嵐の合間」の数十分、青空が嘘みたいです。
台風で被災された方々に心から哀悼の意を表します。
H.Manabe