お盆休み
2016年8月26日
カテゴリ:スタッフの趣味イロイロ
私 野口はお盆休みを使って中国の蘇州に行ってきました。
ここでご紹介したいと思います。
行った先は「東洋のベニス」と呼ばれる水の古都で、
風情ある街中を運河が流れ、庶民は水利に感謝をしながら生活をしているところです。
遡れば唐の時代、詩人として有名な白居易が州知事として赴任していたときに、この運河を開いたとのこと。
古い古い歴史が今でもこの街に息づいています。
滞在中は晴天続きで、もの凄い熱気がありました。
それは太陽の熱と、行き交う人の熱が合わさった、空気が高揚したものでした。
宿泊は山塘街(サンタンジェ)という通りにある運河沿いのホテル。
山塘街(昼)
山塘街(夜)
蘇州でも多くの店が立ち並ぶ有名な通りで、現地の画家のギャラリーなどもあり、
雰囲気がとても良いところです。
ギャラリーに入って観覧していると、展示されているその絵画に吸い込まれるよう…。
スケッチをする少女
蘇州は「蘇州古典園林」という、大規模な庭園が点在する素晴らしい景勝の地でもあります。
“東洋のピサの斜塔”と呼ばれる八角七層の「雲岩禅寺」がある観光名所「虎丘」は、
宿泊していた場所から遊覧船に乗っていくところでした。
東洋のピサの斜塔、雲岩禅寺
庶民の生活感あふれる姿を観ながら、約30分間ゆったりと移動し、
途中、運河沿いに立つ大きな柳が、さわさわと音を立てて風に揺れているのが何とも心地よかったのです。
遊覧船から
風に揺れる柳
3泊という短い時間のなかにも、現地の人々との触れ合いもあり、充実した時間が過ごせました。
やはり異国に行くと、人々からも街の空気からも感じるものがあり、たくさんのものを得られた気がします。
S.Noguchi